2017年はクロモリ復権か?ハンドメイドバイシクル展に行ってみた

今年も科学技術館で開催されたハンドメイドバイシクル展に行ってきました。

今年も美自転車からトリッキーな自転車までいろいろな自転車が展示されていました。

DSC05936

MAKINO / エム.マキノサイクルファクトリー

競輪選手のも多くの自転車を供給し、ろんぐらいだぁすでもおなじみのMAKINO。

展示車は毎年シンプルで奇をてらわないものが多いです。

今年はランドナーとスポルティフの2台体制。

両車両とも無塗装で勝負してきました。

自信の表れでしょう。

DSC05676

DSC06053

Dobbat’s /ドバッツ・ライノ・ハウス

Willowはディスクブレーキ+ハブダイナモというありそうでなかったグラベルロード。

バッテリーの残量気にしなくて夜間走行できるのはブルベや超ロングライドではありがたいです。

DSC05780

カラーも爽やかで自分好みです。

DSC05775

挑戦的なケーブルーティングで前は右から入って、後ろは左から出すようになっています。

DSC05783

DSC05789

LEVEL / マツダ自転車工場

ピンクゴールドのフレームにカンパのスーパーレコードで組まれていて美しい一台。

こういうカラーリングもなかなかいいなと思わされました。

DSC05938

オーナーは女性だそうで、この自転車をオーダーしたのはどんな人なのか気になります。

DSC05941

TOEI / 東叡社

今年の展示車は特に美しいロードバイクでした。

DSC05849

TOEIてこういう薄いカラーがなぜか似合います。

DSC05707

ラグのメッキも美しいです。

DSC05704

CHERUBIM / 今野製作所

カーボンフォークにスルーアクスル+ディスクブレーキモデルを展示。

DSC05737

見た目金属でできているとは思えないフレームです。

DSC05731

AMANDA / サイクル&カヌーアマンダスポーツ

今年も前後木リムを履いたロードの展示でした。

DSC05698

RAVANELLO / プロショップタカムラ製作所

ラバネロとはイタリア語で大根の意味だそうです。

RAVANELLOが作られるタカムラ製作所があるのは練馬で、練馬といえば練馬大根ということでこの名前が付けられたそうです。

DSC05741

ビルダーの高村さんが日本代表に選ばれるほどすごい選手だったそうで、本気でカーボン車にレースで勝てるフレームを作っているブランドです。

「速いクロモリ」というのも魅力的だなと思いました。

でも早いだけでなく美しさも兼ね備えているロードバイクでした。

DSC05751

SILK / 絹自転車製作所

GIANT MR-4の700C版のような構造の折り畳みバイクが目を引きました。

DSC05836

毎年ここの自転車のポータリングするための設計にはド肝抜かされます。
なんかMR-4パクったみたいな書き方になって今いましたが、SILKの荒井さんこそGIANT MR-4の設計者なのです。

MONTSON / 山音製輪所

MONSONのバイクはパステルカラーというイメージが強かったのですが、今年は少し地味目なカラーです。

DSC05795

バックづくりにも定評があるのですが、この小さなフロントバックはかわいいですね。

DSC05808

Equilibrium cycle works / エクイリブリウムサイクルワークス

東京品川の小さな工房で作られるロードバイクはスティール製の流線形の美しいフォルムが目を引きました。

DSC06087

お約束の駐輪場拝見。

外車モトベカンのクロモリ。

バックとボトルがおしゃれです。

DSC05979

バックが目を引く一台。

チェーンカバーも素敵です。

DSC05988

ハンドメイドクラフト展2017年の来場者数は昨年より600人ほど増えたようです。

わたしの感覚でも昨年より来場者が増えているなという印象です。

この背景には最新ロードバイクの行き詰まり感があるのではないかと思います。

ここ20年でロードバイクの素材はクロモリ→アルミ→カーボン、そしてホリゾンタルからスローピングフレームなど大きく変化してきました。

しかし最近のロードバイクはコンポの進化はあるもの、フレームの革新的な進化はあまり感じることはできません。

同じことを感じている人が多いのか最近2台目に買い替える人が減っているようで、ブランド側も頭を悩ませているようです。

わたしも3種類の素材の違うフレームをもっていますが、走っていて圧倒的に楽しいのは一番安いクロモリフレームです。

最近ではクロモリバイクは単なる懐古主義であったりクラシカルなスタイルが好きという人だけではなく、実用車として真剣に考えてる人が増えてるなと思わせるような今年のハンドクラフト展でした。

出展社

あぶくま自転車工房、WELD ONE、Equilibrium cycle works、EMERALD BIKES、

エム.マキノサイクルファクトリー、エンマバイシクルワークス、

オーエックスエンジニアリング、岡安製作所、加島サドル製作所、絹自転車製作所、

紀洋産業、近藤機械製作所、今野製作所、サイクル&カヌーアマンダスポーツ、

サイクルストアヒロセ、SANO MAGIC、Sunrise cycles、たつみ商会、TESS、東叡社、

東京サイクルデザイン専門学校、東洋フレーム、ドバッツ・ライノ・ハウス、日直商会、

Bakansu cycles、ビチスポーツモリアイ、BYOB Factory、プロショップタカムラ製作所、

Helavna Cycles、細山製作所、堀田製作所、マツダ自転車工場、macchi cycles、

YANAGI CYCLE、山音製輪所、ライトサイク ル、Life Bike、渡辺捷治製作所

応援よろしくお願いいたします にほんブログ村 自転車ブログへにほんブログ村

スポンサーリンク
ad
ad
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連コンテンツ
スポンサーリンク

コメントを残す