昨年やまめ乗りに興味を持ち、やまめの学校で自転車の乗り方をいろいろと教えてもらいました。
その後トレーニングをして、平地ではペダルは踏むのではなく回すペダリングができるようになってきました。
しかし、ヒルクライムで負荷がかかるとまた踏み込むペダリングに逆戻り。
特に立ち漕ぎすると足がストンと下に落ちてしまい完全な縦踏み状態でした。
何とかすべく前蹴りなど試してみたのですがどうもしっくりきません。
そんな中リピーター限定でヒルクライマー向けに教室を開くというので、長野県の安曇野にあるやまめの学校に行ってきました。
午前中は座学。
教室は新校舎で行われましたが、場所がわからず迷う人が続出。
自分もうろ覚えで何とかたどり着きました。
自分を含めて生徒は8人ほどでした。
講義内容はヒルクライムに特化したものではなく、平地でも十分使えるものでした。
前回の講義よりアップデートされていたのは、肩の使い方。
肩を上げると呼吸が変わったり、動くスピードが変わるそうです。
そしてロードバイクでお昼に行くのかと思ったら、草むらで実習が始まってしまいました。
でもこの実習で気づかされることが多かったです。
私がロードバイクを踏みだそうとしていたら「踏んじゃダメ」と声がかかりました。
踏み出しでペダルを踏まなかったら自転車は加速せずコケてしまいます。
それでも漕ぎだせるコツを教えてもらいました。
それはペダルが3時、9時の位置で後ろ足も前足と同じ力でつま先で加重するというものでした。
普通であれば後ろ脚は引き足を使う位置です。
それを引くどころか荷重する?頭の中が混乱してしまいました。
まともに考えたら前足と力が均衡してしまいペダルが止まってしまうと思うのが普通です。
でも実際にやってみるとペダルが11時付近から「ブルッ」と回り、草むらでもスパッと加速していきます。
おそらくペダルを踏んでいないので柔らかい地面にタイヤが食い込まず、加速できたのだと思います。
これを理解するためにクランクを水平にして両足のつま先を使ってペダルに加重する訓練をしました。
ビンディングをつけているので私がやるとバイクが上下にはねてしまうのですが、校長がやると前進します。
いままでペダルを踏んでるつもりはなかったのですが、なんだかんだで踏んでいたようです。
この実習で「ペダルが勝手に回る」という感覚をつかめたような気がしました。
また、サドルが前下がりになっていることを指摘されました。
前下がりといっても見た目で分からない程のわずかな傾斜をつけたつもりでした。
それを見ただけで一発で見抜いてしまうところはさすがプロだなと思いました。
昼食をいつもの松の木で取った後、いよいよヒルクライムの実習が始まりました。
インナーロで2~3%くらいの坂を上っていきます。
これくらいの斜度でインナーローだと、ペダルが空転してまともにロードバイクは進みません。
集団からどんどん引き離されていきます。
堂城校長が背後にいる僕のチェーンの音を聞き取ってアドバイスをくれました。
「チェーンがカクカクいってますよ。ペダルが後ろに回ってる。」
「どっかに引っ掛かりがあるんですね。」
結局自分の体重を使って踏みつけるダンシングとういのは、坂という壁に前輪をゴリゴリ押し付けているのと一緒だと思いました。
一度受講された方も内容がかなりアップデートされているので、再度受講されるのも良いかと思います。
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コメント
はじめまして。
最後の動画のハンドルの横から鷲掴みの持ち方、どんな感じだったのでしょうか?
すごく気になりました。
はじめまして。
言葉だけで説明するのはとても難しいです。
まず、ブレーキレバーとハンドルの間に手のひらを上にして横から指を差し入れます。
(SRAMは指4本入りますが、シマノのSTIは3本しか入りません)
脇を開くのでちょうどフルームのダンシングするときのポーズのようになります。
手のひらのつけ根辺りを支点にしてハンドルをグイッとひっくり返すくらいの気持ちで持ち上げます。
僕の場合は支点でハンドルを押してしまい、前輪に荷重がかかっていました
それを注意されているのがこの映像です。
簡単に説明するとこんなところでしょうか。
わかりにくくてすみません。