自分にとってサイクルモード2015の目玉はCANYONの試乗でした。
キャニオンはドイツを本拠地とする自転車ブランドです。
プロチームにもロードバイクを供給していて、ツール・ド・フランス2015でUltimate CF SLXを駆るキンタナが総合2位になったことは記憶に新しい人も多いでしょう。
自転車は通常代理店者や販売店を通して購入しますが、Canyonの自転車は同社の公式サイトから直接通販で取り寄せる以外の方法はないとう独特の販売方法を展開しています。
そのため中間マージンが押さえらえれ買う側からすると高性能な自転車を安く入手でき、日本でもジワジワと人気上昇中です。
最近、荒川サイクリングロードで見かける機会も増えました。
試乗車の中で人気だったのは、AEROAD CF SLX。
155センチ以下の2XSサイズが用意され、女子が群がらないわけがありません。
カラーもラメが入ったレッドで美しいバイクです。
わたしもこんな小さなエアロバイクは見たことがありません。
私がまず試乗したのはCanyon Ultimate CF SL.
セカンドグレードのロードバイクで現実的に自分でも買えそうなモデルなので、どうしても乗りたかったのです。
2016年モデルはカタログ落ちするという話もありましたが、継続販売されています。
フレームはモデルチェンジを行わずカラーリング変更のみ。
残念ながら試乗車は自分の適正サイズより2つも大きいMサイズからしかありませんでした。
シートポストを限界まで下げてもらいました。
ステムはハンドルとセパレートしたタイプ。
四角いので何かのマウントを固定するには使いにくそうです。
コンポはアルテグラ仕様でした。
シートはフィジークのANTARES R5。
漕ぎ出しが軽いです。
それもそのはず、重量は7.1kgしかなく20万円台のロードバイクとは思えません。
しかもセカンドグレードなのに剛性は高くフニャフニャ感はありませんでした。
正直もう少し柔らかいと思っていました
そして振動吸収性が高いので乗っていて楽です。
何かがしなって振動吸収しているというよりも、素材そのもので抑制しているように感じました。
走りは癖がなくて至ってニュートラル。逆になにも尖っているところがなくインプレが難しいモデルです。
あえて表現すると素直でよい子。何にでも染めることができそうなバイクだと思いました。
次はCANYONのフラッグシップUltimate CF SLX。
2016モデルでビックモデルチェンジを果たしました。
特に空力性能を向上させ、エアロロードっぽいフレームに。
前のモデルは頑張れば何とか買えそうな価格でしたが、新しいヤツは最低40万円ちょっとからと手の届かないところに行ってしまいました。
ステム一体型のハンドルも凄いです。
空力良さそうと思う反面、ステムの交換ができないのは困るなと思いました。
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